アニメーターになりたい。

大好きなアニメを自分の手で作りたい。
アニメーターの一歩を踏み出す人たちの夢を叶えるため、即戦力として業界でいち早く活躍できる人材を育てます。
アニメーターのプロへ
アニメーターにとって一番求められるのは描写力。
デッサンからパース、背景美術まで動画の知識と技術のすべてを学んでいきます。
アニメーターの仕事とは?
アニメ制作の原画・動画などに携わるのがアニメーター。
それぞれの役割を担う多くのアニメーターと協力して、キャラクターが活き活きと動くアニメを作ります。
通常新人アニメーターは、まず「動画」の作業から担当します。
経験を積んで作画監督やキャラクターデザイン等を目指していきます。
仕事キーワード
アニメーター/キャラクターデザイン/背景美術/デジタルペイント/演出/動画/原画/撮影 etc
[先生VOICE]絵を描くことに妥協しない姿勢を身につけましょう
アニメーターという仕事に就く際、まず見習い期間として作業をするのが「動画」の仕事です。授業では、初めての方でもわかりやすく解説しながら、アニメーションの絵の動かし方を教えています。また、趣味で描く絵とは違い、仕事で描く絵というのは、正確さやスピード、ていねいさ等、求められることも多くなっていきます。そういった、プロとして必要な技術や心構えなども伝えていければと思っています。

久野加代子先生
「NARUTO-ナルト-」r鬼灯の冷徹(2期)」「リルリルフェアリル」「パズドラクロス」「タイムボカン 逆襲の三悪人」「桜Trick」など多数のアニメ作品に携わっている。
東京アニメーター学院専門学校の
アニメーター育成カリキュラム
原画・動画・演出・絵コンテ等のアニメーション制作全般を学びます。
在学中よりアニメの第2原画を担当できるので、プロの仕事に触れてアニメーターを目指します。
CURRICULUM
- 1年次科目
- ◆基礎描写
- ◆基礎デッサン
- ◆背景実技
- ◆背景彩色
- ◆キャラクター描写
- ◆デジタル彩色
- ◆パース基礎
- ◆制作実習
- 2年次科目
- ◆基礎描写
- ◆基礎デッサン
- ◆人体描写
- ◆キャラクター描写
- ◆パース基礎
- ◆制作実習
- ◆レイアウト実技
- ◆就職用作品制作·添削
POINT 01
立体表現や遠近法など、絵の基本を理論的に学ぶ
アニメーターにとって一番大切なのは作画力。石膏・風景・人物デッサンなどの絵を描く基礎で画力を養い、質感描写などの描写表現も学習します。また遠近感を出すための透視図法や美術設定や構図も学び立体図を正しく表現できるようにします。

デッサンの授業で、絵を描く基礎を身につける

デッサンで表現力や観察力を身につける
POINT 02
有名アニメーターが現場の技術を教えてくれる
現場経験者の先生や、作画監督・キャラクターデザイン等のアニメ制作の中核を担う現役アニメーターの方々が授業を担当しますので、プロのアニメーターになった時に制作現場で求められる最新の知識と技術を習得することができます。

「りゅうおうのおしごと!」キャラクターデザインの矢野茜先生

「グランクレスト戦記」キャラクターデザインの矢向宏志先生
POINT 03
実際にアニメ作品を作り、アニメの制作工程を学ぶ!
授業の一環でオリジナルのアニメを作り、アニメの制作工程を学びます。原作・シナリオ・絵コンテ・演出・原画・動画(トレース·中割り)・背景・彩色・撮影・編集等の作業を経て、最終的に作品を完成させます。アニメ制作の流れを把握できるので、ここで得た知識と経験は就職後も役立ちます。

学生みんなで協力して、アニメ作品を制作する

学生作品
POINT 04
在学中に第2原画など、プロのアニメーターとしての仕事ができる!
在学中に第2原画(演出・作画監督の指示に合わせてラフ原画を清書する作業)を経験できます。これはアニメ制作会社からの依頼でおこなわれる、プロのアニメーターとしての仕事となります。

自分が関わったパートがテレビ放映される
POINT 05
アニメ制作会社への就職活動をバックアップ!卒業後のサポート体制も万全
アニメ制作会社に就職するための準備として、就職活動用作品の作成·添削や履歴書の書き方指導、面接に向けてのアドバイスや指導等を行ないます。また卒業後にプロのアニメーターとして活動する卒業生に校内の設備を提供します。

学校の設備を使って作業ができる

POINT 06
アニメ業界を支えるアニメーターが直接指導!
アニメ業界で活躍している現役のアニメーターを特別講師として招き、授業を行います。監督やキャラクターデザイナー、演出、作画監督などを担当する、アニメ制作の中核を担うアニメーターが実際に現場で使う知識や技術を直接教えてくれます。学生は、自分の作品を直接見てもらいアドバイスをもらえるので、業界や仕事のことを身近に感じることができて、将来の目標も明確になります。

「恋と嘘」「うどんの国の金色毛毬」助監督・演出・絵コンテ:臼井文明先生

「グランクレスト戦記」キャラクターデザイン:矢向宏志先生
アニメの制作工程とは?
1 企画
いわゆる原作にあたります。作品で伝えたいことをストーリーに展開します。
2 絵コンテ
ストーリーを画面でどう表現するか?そのアイデアを盛り込みます。
3 キャラクターデザイン
ストーリー全体をよく理解し、それに合った絵柄をデザインします。
4 背景設定
物語の世界観が伝わるようにデザインします。
5 レイアウト
仕上がりの画面構図がここで決まります。物語全体におけるシーンを理解して、作画します。
6 原画
絵コンテの意図を考えて、キャラクターの動きを描きます。
7 動画
原画と原画をあいだをつなぐ絵を描きます。原画間の連続する一連した動きを作画する工程です。
8 背景
キャラクターの色合いを考慮して、背景原画に合わせて背景を描きます。
9 彩色・撮影
色づけと撮影をパソコン上で行います。
10 アテレコ
出来上がったキャラクターに声を入れ、動画とあわせるとアニメが完成します。
在学生の声
日々の授業を通して、早くプロに通用する力をつけたい!
学校の先輩たちは作画のテクニックを身につけるために絵を描くことにたくさんの時間を使っています。
又吉菜々子の声

授業で聞く話はためになることばかり!
授業ではずっと描き方がわからなかったところが理解できたりと、ためになることがたくさんあります。そうやって先生の話を聞いて、知って、実行してを繰り返すうちに、自分の絵の説得力が上がる手応えを感じています。普段の何気ない風景でも、絵で描くにはどうするかを考えるようになるなど、モノの見方や考え方が変わったと感じます。

制作実習の授業
自分たちの手で、オリジナルのアニメ作品を作り上げていきます。大変ですが、とてもやりがいがあります。

Matayoshi’s works
上達するためにはとにかくたくさん絵を描くことが必要なので、家でも時間があるときは自習をしています。
業界の声
アニメーターとして活動して16年。
数々の人気作品を手掛け、アニメ制作の第一線で活躍する臼井文明さん。
業界の先輩としてのアドバイスとは!?
臼井文明さん

臼井文明さん
アニメーター・演出家。みんなでひとつの作品を作り上げるアニメ制作の仕事に魅力を感じ、アニメーターを志した。アニメ制作会社イマジン社を経てフリーのアニメーターとして活躍中!
やる気さえあれば学べる場!
学生時代の講師の方々や同級生はみんな情熱とやる気があり、そこでの経験は今も役に立っています、実際に本気でがんばっていた仲間は、みんな第一線で活躍していて、プロになってそんな仲間と一緒に仕事をすることはとてもうれしいです。
授業で学んだことが今の仕事にも生きています!
学校の授業は作画の授業が多く、しっかりと基礎を学べたことが今の仕事に生きていると思います。僕は演出というキャラクターに演技をつける仕事を担当しています。キャラクターの表情や動きをどんな風に描いてほしいかを作画担当者に指示します。その場合も、作画の知識と技術がしっかり身についているからこそ、具体的な指示も出しやすいですし、現場の負担が軽減するような工夫や提案ができていると思います。。
臼井文明さんの携わった作品
ラブライブ!
「ラブライブ!」では、演出と作画監督補佐を担当。
演出はキャラクターに演技をつけ、作画担当者に絵の意味を伝える仕事。
作画もできる臼井さんは重要なアニメーターの1人として作品に携わっています。
臼井文明さんの代表作
- ◎「ラブライブ!」演出・作画監督補佐
- ◎「恋と嘘」助監督・絵コンテ・演出
- ◎「うどんの国の金色毛毬」助監督・絵コンテ・演出
- ◎「昭和元禄落語心中」作画監督補佐
- ◎「山田くんと7人の魔女」助監督・絵コンテ・演出
- ◎「ミス・モノクローム-The Animation-」絵コンテ・演出
- ◎「NARUTO-ナルト-疾風伝」演出
- ◎「ふたりはミルキィホームズ」作画監督
- ◎「境界線上のホライゾンⅡ」演出
- ◎「ぬらりひょんの孫~千年魔京~」演出・作画監督