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声優にとってのポートフォリオ! ボイスサンプルの作り方と作るときのコツ

声優にとってのポートフォリオ! ボイスサンプルの作り方と作るときのコツ

声優を目指す人にとって、ボイスサンプルは無くてはならないアイテムの1つです。ボイスサンプルは自分の能力やできることをアピールするためのツールで、オーディションはもちろん、仕事をもらうためにも、完成度の高いボイスサンプルを作って自己PRを行うことが大切です。
ここでは、ボイスサンプルの概要や作り方のコツについてご紹介いたします。

ボイスサンプルとは?

ボイスサンプルは日本語に直訳すると「声の見本」ということになります。
ビジネスシーンでは「私はこういう者です」と名刺を渡したりしますが、声優業界におけるボイスサンプルは、自分の声を録音したPRツールであり、「私はこのような声を出すことができ、このような仕事ができます」というのを伝えるための道具だと考えましょう。

声優にとっては名刺や履歴書よりもボイスサンプルのほうがはるかにウエイトが高く、いい仕事をもらうためにもボイスサンプル作りは必須と言えます。

ボイスサンプルを作る目的とメリット

例えば、企業などが声優を探している場合において、声優の声を聴かずにいきなり仕事を依頼してくることはまずありません。

また、オーディションに参加する際にも、ボイスサンプルの提出を求められることが多く、まずは声優のレベルや声の能力がどれくらいあるのか確認されるのが一般的です。

ボイスサンプルを作る目的は「私はこんな声が出せてこんなことができますが、いかがでしょうか」という売り込みを行うことであり、企業側もボイスサンプルの内容を確認してから仕事の依頼をするかどうかを検討します。

声優業界は競争率も高く、いい仕事を受けるには何か自分なりの特徴をPRすることが大切で、そのためにボイスサンプルを作ることは大きなメリットとなります。

ボイスサンプルの作り方

実際にボイスサンプルを作成するとなると、どのように作ればいいか分からないという人も多いのではないでしょうか? ここではボイスサンプルを作成する流れについて学んでいきましょう。

どんなキャラクターを演じるかを考える

特定の仕事やオーディションの場合を除き、いくつかのキャラクターを設定してボイスサンプルに録音するのが一般的です。
まずは自分がどのようなキャラクターを演じるかを考えます。子供、女性、男性、老人、善人、悪人などさまざまありますが、自信があれば複数のキャラクターの声を入れてみましょう。
ただ、自身が得意としないキャラクターの声を入れてしまうと、いざその仕事を依頼されたときに演じられないということになってしまう場合もあるので、長時間発声しても苦にならない声で、自信を持てるキャラクターを演じるようにしてください。

台本(原稿)を用意する

キャラクターを決めたら次に台本を用意します。オーディションなどでは、あらかじめ話す内容などが決められていることもありますが、特に形式の指定がない場合は、自分でセリフ回しを考えて台本を用意します。
セリフの場合は、小さい子供を演じるのであれば子供が言いそうなセリフ、女子学生や男子学生などを演じる場合は、学校でのワンシーンなど、その状況と年齢を考えながらセリフを考えるようにしましょう。

実際に収録を行う

台本が完成したら何度も練習を行い、まずはボイスレコーダーなどに録音して出来栄えやどのくらいの時間がかかったかをチェックしてみましょう。納得がいくまで練習ができたらいよいよ実際に収録を行います。
全ての内容を一気に収録するのではなく、シーンごとに収録を行い、後でつなぎ合わせて編集を行うといいでしょう。自宅ではノイズ対策など、それなりの設備がないと綺麗に収録できないので、スタジオを借りて収録から編集までしたほうが完成度は高くなります。

ボイスサンプルを作るときのコツ

ここではボイスサンプルを作るときのコツを紹介していきましょう。

冗長にならないようにする

ボイスサンプルを作る際は、短くテンポよく録音することが大切です。さまざまなシチュエーションを入れようと1つのセリフを長くしてしまいがちですが、できるだけ短くアピールすることを心がけてください。だらだらと長い内容では、審査員や担当者を飽きさせてしまうだけでなく、最後まで聴いてもらえない可能性があります。そのため、3から5キャラ分の原稿を作り、男性役の場合なら高校生・おじさん・子供、勇者など様々なパターンを用意し、全体の長さは合計3分ぐらいの目安で考えると良いでしょう。

録音スタジオで収録する

台本の作成や発声の練習は自宅でもできますが、肝心のレコーディングは録音スタジオで行うことが理想です。自宅での収録も可能ですが、収録にはそれなりの機材や設備、編集が必要になり費用もかかります。収録ができるレンタルスタジオや、ボイスサンプルを専門としている録音スタジオなどがあるので、それらを利用するといいでしょう。録音から整音、編集までお願いして、1時間〇〇円というパック料金で行っているスタジオもあるので、チェックしてみてください。

セリフやナレーション以外のサンプルは入れない

個性を出そうとして、うめき声やモノマネ、動物の鳴き声などの特殊な音声をボイスサンプルに入れてしまう人もいますが、特定の用途や指定がない限り、セリフやナレーション、フリートーク以外のサンプルは入れないようにしましょう。

「ボイスサンプルは声優のすべて」と言っても過言ではなく、自分自身をアピールする最大の自己紹介ツールです。上記を参考に個性を活かしながらボイスサンプルを作り、会社やオーディションに売り込むようにしてください。

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