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声の大きさが重要! 声量を大きくするための練習方法

声の大きさが重要! 声量を大きくするための練習方法

声優を目指す人にとって、声の質だけでなく、声量を鍛えることも大切です。通る声を出せるようになり、声のメリハリや演技の幅を広げるためにも大きい声量は有利になります。しかし、単に大声を出せばよいということではなく、日頃からのトレーニングが重要です。そこで今回は声量が大きいことのメリットや練習方法などについてご紹介いたします。

そもそも声量とは

まず、声量について考えましょう。声量とは読んで字のごとく「声」の「量」と呼ばれており、辞書では「ある人が出すことができる声の大きさや強さの量」とされています。

しかし少なくとも声優や歌手など声を使った仕事上においては、単に大声が出せるかどうかだけが指標になるわけではありません。遠くまで響き、通るような声を大きく長く出すことができるかということが大事です。例えば舞台の演技などは、遠くのお客様にも声がしっかり聞こえるように大きな声で演技をしています。これは普段からトレーニングを行い、声量を大きくして鍛えているからと言えます。

声量を左右する要素としては、「肺活量」「腹筋」「呼吸方法」などがあり、いきなり声量を上げようと思っても難しく、日頃から声量を上げるためにトレーニングを行わなければなりません。

声優が声量を大きくしたほうが良い理由

歌手にとって声量は必須要素の1つと言えますが、声優にとっても声量を大きくしたほうがよいメリットがたくさんあります。声優と言えばマイクで収録を行うので、それほど声量が必要ないのでは? と思われてしまいますが、今一度考えてみましょう。テレビやラジオでもよいので、ナレーターやDJが話している声をよく聞いてみてください。とても通っていて聞きやすい声の人が圧倒的に多いかと思います。
一方で地元の中継などを思い浮かべ、一般人の人が話している声を聞いてみましょう。声にメリハリがなく、ボソボソ聞きづらい声だな… と感じることが多いのではないでしょうか。
これは、単に声の質だけでなく、大きく通る声が出せているかどうかの違いもあり、声量を上げるだけで、聞こえる印象を高めることができるようになるわけです。
また、声量が大きければ声に奥行のあるメリハリを付けられます。叫ぶシーンや笑うシーン、相手を呼ぶシーンなど、声量が小さいと薄っぺらな印象になりやすくなります。
総合的な声量が大きくなると、小さな負担で大きく通る声を出しやすくなります。長時間の収録や喉を酷使するような仕事があっても、喉の負担を減らして話すことができるのもメリットの1つと言えるでしょう。

声量を大きくするための練習方法

声量を大きくするには、以下のような練習方法を用います。

腹式呼吸をマスターする

声量を大きくする基本として、腹式呼吸をマスターしましょう。腹式呼吸はお腹の横隔膜を上下させることで呼吸をする方法で、お腹を膨らませながら息を吸うことをイメージしながら呼吸を行います。はじめはゆっくりと行い、目一杯息を吐く、吸うを繰り返しながら練習します。
慣れてきたら息を吐くほうに意識を集中します。同じペースで長く息を吐き続けられるようにし、声を出してどれくらい長くできるか試してみましょう。その時もお腹から息を出すことを意識するとよいでしょう。

肺活量を鍛えるトレーニングをする

腹式呼吸と同時に肺活量を鍛えるトレーニングも行います。肺活量はどれだけ空気を出し入れできるかという値であり、数値が大きいほど一度にたくさんの声を出すことができるようになります。
肺活量を上げる手軽で効果的な方法としては、風船を膨らませることが挙げられます。コツとしては「ふうーっ」と頬を膨らませて行うのではなく、お腹の底に空気を入れる感覚で風船を膨らませるようにしましょう。これ以外にもジョギングや水泳などの肺に負担をかける運動も、肺活量を鍛えることができます。無理のない程度で長く続けられるものを選びましょう。

腹筋を鍛える

腹式呼吸はお腹の筋肉を使って吐く息の量をコントロールします。従って腹筋を鍛えることでより安定して声を出すことができるようになります。また、お腹周りの体幹を鍛えることで姿勢もよくなり、より楽に声をだせるようになりますから、腹筋を適度に鍛えることが大切です。
といっても、格闘家やボクサーが行うようなハードなトレーニングは不要です。おすすめはクランチと呼ばれる方法で、仰向けになって膝と股関節を90度曲げ、耳に手を当てながら背中を丸めて頭を浮かせます。その状態を維持しながら元の姿勢に戻り、体に無理のない程度で何セットか行います。お腹が割れるほどのトレーニングは行わず、お腹周りの筋肉を全体的に鍛えることを意識しましょう。

喉を開けることを意識する

喉の力を抜いて、喉仏が上がらないように声をだします。口の奥をできるだけ開放し、声を共鳴させることで、特に低音時に通る声を出すことができるようになるため、喉を開けることがマスターできれば、声量の調整だけでなく、さまざまな声色を出すことができるようになるでしょう。
喉を開けるポイントとしては軟口蓋を上げることが大切で、あくびをしたときの喉の形をイメージして発声してみましょう。また、奥歯で割り箸を噛みながら発声することでも同様の効果を得られます。

声量は歌手や俳優だけでなく、声優にとっても重要なスキルの1つであり、声量を上げることで声の厚みやバリエーションを増やすことができます。上記を参考に声量を上げるトレーニングも行って、声優になるためのスキルを磨きましょう。

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