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イラストの練習しよう! 効率的な練習方法とは

イラストの練習しよう! 効率的な練習方法とは

「イラストがうまくなりたい!」と思ったら、やはり練習あるのみです。現在プロとして活躍している人たちも、腕がにぶらないように日々練習を重ねています。とはいえ、やみくもに練習しても効果は上がりません。大切なことは、練習の目的をはっきりさせ、さまざまな練習法を取り入れること。ここでは、その方法についてご紹介します。

トレースする

トレースは、お手本となる絵の上に用紙を重ねてなぞる練習法です。ライトボックスやトレース台があると、なぞるときにとても便利です。そういった道具をもっていない場合は、ガラス製テーブルの下に懐中電灯などを置いて照らすという方法もあります。光を通さない机で作業するのであれば、用紙を薄いものにしたり、トレーシングペーパーを用いたりするといいでしょう。用紙がずれないようにクリップでしっかりと留めて作業をすることが基本です。
トレースの練習をするときのポイントは、ただなぞるだけの作業にならないように気をつけること。線の引き方、体のバランスやポーズのつけ方、構図など、お手本とするイラストの技術を吸収しようという気持ちが大切です。

トレースは、プロの漫画家になってからも役立つことがあります。例えば背景を描くときに、イメージに近い写真を撮影し、トレースして手を加えるという人もいます。
ただし、著作権が放棄されていないイラストや写真のトレースには注意が必要です。公の場に発表すると著作権侵害に問われることがあります。

デッサンする

「素描」とも呼ばれるデッサン。描くモチーフを目の前に置き、鉛筆で描き出していきます。鉛筆を数本用意して芯の硬さによって描き分けることもありますし、鉛筆ではなく木炭を使うこともあります。イラストに限らず絵に関する仕事をしたいと思うのなら、デッサン力を磨くことは必要不可欠です。

デッサンの練習でポイントとなるのが、光の具合や立体感、素材の質感、空間や奥行きをきちんと表現することです。ひとつのモチーフですべてを表現するよりも、目的に合わせてモチーフを選ぶことをおすすめします。例えば、形を正確にとらえ、質感を出す練習がしたいのであれば、缶や瓶、ぬいぐるみなど。光をとらえて陰影をつける練習をしたいなら白一色の石膏が向いています。

デッサンの基本が身についてきたら、人物のデッサンにも挑戦してみましょう。人間の身体をデッサンする際は、バランスが崩れてしまわないよう気をつけなければなりません。また、髪、肌、服、靴など、質感の異なるものが混在しているモチーフなので、技術も必要になります。手足の形、指の動きなどをよく観察し、練習を重ねていきましょう。

模写する

トレースのようになぞるのではなく、お手本を見ながらそっくりコピーしたように描く練習が模写です。このときに心がけたいのは、ただ漫然と描くのではなく、お手本となる絵の構図や全体のバランスを自分なりにしっかり考えながら模写することです。そうすることで自分の弱点や直したほうがいいポイントなどがつかみやすくなります。

模写の練習をする際は、あえて自分が不得意なイラストをお手本にすることもおすすめです。苦手なものを減らしていくことで、幅広い表現を用いた漫画を描けるようになるでしょう。
応用編として、お手本を見ながら模写するのではなく、お手本の特徴を暗記して模写するという方法もあります。同じことを繰り返して飽きてきたときには、このような練習を取り入れてみるといいでしょう。

30秒ドローイング

ドローイングはペンと紙だけを使い、線で描くこと。その練習を30秒限定でするのが「30秒ドローイング」という練習法です。30秒という短い時間ですから、事細かに描いているわけにはいきません。瞬間的に物の形の特徴をとらえ、表現する力を養います。
30秒は自分でタイマーをセットしてもいいですし、30秒ごとにドローイング用の画像が切り替わる専用の練習サイトを利用してもいいでしょう。次々に画像が切り替わっていくので、集中力も養えます。
イラストの場合、たとえデフォルメするにしても、的確に物の形をとらえることは基本中の基本。30秒ドローイングはそのための練習です。

漫画を描く

漫画には、イラストの上達に関係するたくさんの要素が詰まっています。一般的に、複数のキャラクターが登場するため描き分けが必要ですし、背景も描かなければなりません。同じキャラや物でも、構図によって描き方が変わりますから、イラストの練習にはもってこいです。慣れないうちは、お気に入りの漫画ページをトレースや模写で描いてみてもいいかもしれません。

イラストが上達する練習法についてご紹介しました。大切なことは、ただ何となく練習するのではなく、目的を決めて練習することです。練習を重ねることで、物のバランスをとらえて表現する力や質感を再現する力が身についていきます。練習は裏切りませんので、思い通りのイラストが描けるように頑張りましょう。

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