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イラストレーターと漫画家はそれぞれ何処が違う?

イラストレーターと漫画家はそれぞれ何処が違う?

イラストレーターと漫画家の共通点は、絵を描いて表現することです。では、違いはどこにあるのでしょうか。絵を描くことは好きだけれど、自分に合っているのはイラストレーターなのか漫画家なのか……どっちも好きだし迷ってしまうという人のために、イラストレーターと漫画家の違いをご説明します。さて、自分に向いているのはどちらでしょうか。

イラストレーターの仕事とは?

イラストレーターの仕事は、依頼主、つまりクライアントの要望にそったイラストを描くことです。その際に求められるのは、見る人の目を引きつけること。
例えば、読む気が起きないような長い文章も、興味がわくイラストを添えることで「読んでみよう」という気にさせてくれます。広く知ってもらいたいイベントなどは、ポスターの前で足を止めてもらえるようにイラストビジュアルでアピールします。

仕事として多いのは、雑誌や本、広告、ポスターのイラストですが、アプリやゲームソフト、カレンダー、年賀はがき、文房具などにイラストを描くこともあります。
また、描くサイズもさまざまで、雑誌に載せる小さなカットからポスターやカレンダーなど大きなサイズのものもあります。モノクロで描くこともカラーで描くこともあります。

冒頭でお伝えしたように、クライアントの要望に沿ったイラストを描くことが仕事ですから、依頼の際には打ち合わせが必要です。また、希望通りのイラストを仕上げるためには、どんな依頼にも応えることのできる画力が求められます。

漫画家の仕事とは?

漫画家の仕事は、読者に「面白い」「もっと読みたい」と思ってもらえるストーリーを、魅力あるキャラクターを動かして描くことです。イラストレーターの仕事はワンカットが多いですが、漫画家の場合は複数のページにコマ割りをして描きます。人物や背景も描かなければならないため絵の技術が必要ですし、どれだけ読者に受け入れられるキャラクターとストーリーを作れるかが評価されるポイントでもあります。

プロとして漫画を描く場合は、イラストレーター同様、編集担当者との打ち合わせがあります。ただ、打ち合わせの内容はイラストレーターとは大きく異なることを覚えておきましょう。
イラストレーターは、クライアントの要望など依頼内容を把握するために打ち合わせをします。一方漫画家の打ち合わせは、自分の考えたプロットやネームに問題がないかを確認してもらうためのものです。

こんな場合、どっちが向いている?

イラストレーターと漫画家の仕事内容についてざっくりとご紹介しましたが、もう少し具体的に分けて、どちらが向いているかを見てみましょう。

絵の他にストーリーを考えるのが得意

漫画の面白さは、ストーリーにあるといっても過言ではないでしょう。絵を描いたり漫画を読んだりするだけでなく、映画や小説が好きで、物語のテーマや構成に興味が強くある方は漫画家に向いているかもしれません。
一方イラストレーターはどちらかというと、依頼主の考えたストーリーや目的に沿った絵を描くことになります。

一瞬で魅力を伝える絵を描くのが得意

インパクトで勝負するのがイラストレーターの仕事の醍醐味。一瞬で魅力を伝える絵が得意であるのならイラストレーター向きだと言えるでしょう。
例えば、文章に添えられている小さなイラストカットは、空いたスペースを埋めるためだけのものではありません。文章のイメージをふくらませたり、読み手を引きつけたりするという大切な役割を担っています。
サイズの大きなポスターやカレンダーであれば、なおさら一枚の絵で魅力的な世界を表現する力が必要不可欠だと言えます。

動きがある絵を描くのが得意

ストーリーのある漫画では、登場人物が動き回らなければビジュアルがつまらなくなってしまいます。人物を中心に動きのある絵を描くことが得意であるのなら、漫画家向きだと言えるでしょう。効果的に見せるためのコマ割りを考えることが好き、あるいは得意というのであれば、なおさらです。

与えられたテーマ、自分で考えたテーマを描く(形にする)のが得意

「世界中の人が楽しそうにしている絵を描いてほしい」「ハッキングされておかしくなったPCの絵を描いてほしい」といったテーマをもらったとき、ただ臆するのではなくワクワクして、すぐに完成図を頭にイメージできるような人はイラストレーター向きと言えるでしょう。
イラストの場合、漠然とした依頼をされることもあります。大枠のテーマは提示されますが、描く際には自分で表現方法を考えることになります。こういったことが苦にならないのであれば、イラストの世界で活躍できそうです。

イラストレーターと漫画家、なる道筋の違い

最後に、イラストレーターと漫画家になる道筋の違いについてご紹介します。

イラストレーターを目指す場合

SNSなどに投稿した絵が注目され、最初からフリーで活動するイラストレーターもいますが、その前にデザイン事務所や編集プロダクションなどに所属してキャリアをスタートさせる人もいます。後にフリーで活動したいと思っている場合でも、所属先で腕を磨きながらキャリアを積み、ある程度の人脈を築いてからのほうが成功しやすい可能性があります。

漫画家を目指す場合

漫画家は、新人コンぺなどへの応募や出版社への持ち込み、アシスタント業務で仕事をスタートさせることが一般的です。すぐに道が開けるとは限らないことも心に留めておきましょう。

イラストレーターと漫画家、どちらも絵を描くことが仕事ですが、描く対象や内容はかなり違います。上記を参考に、自分がどちらになりたいのか、どちらが向いているのかをぜひ考えてみてください。将来、自分の特技を生かした道に進めるように応援しています。

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