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どんな練習がおすすめ? 漫画を上達させる方法

どんな練習がおすすめ? 漫画を上達させる方法

漫画家になるには、ある程度の画力(絵の才能)が必要です。とはいえ、絵が上手なだけでは漫画家としての活躍は難しいものです。漫画家になるために必要な能力にはどのようなものがあるでしょう? また、漫画を上達させるためにはどのような練習が必要なのでしょうか。詳しくお話していきます。

漫画家に必要な能力は?

漫画家になるためには、どのような能力が求められているのでしょうか。絵を描くことが何よりも好きであるのは言うまでもないとして、売れている漫画を読むと、漫画家の能力はそれだけではないことに気づくはずです。漫画家として仕事をするにあたって必要とされる能力について、具体的に見ていきましょう。

「オリジナル」を生み出す画力

「絵を描くのが上手い人」ならたくさんいますが、漫画家として第一線で活躍を続けることのできる人はひと握りです。漫画家になるためには単純に絵を描く技術を持っているだけでなく、自分自身の「オリジナル」を生み出すことのできる、卓越した画力が必要となってくるのです。

もちろん、この「オリジナル」を生み出す画力を生まれながらにして備えている人も少数ながら存在します。しかしながら、圧倒的多数のプロ漫画家は、デビュー前に、日の目を見ない多くの作品を制作し、長い下積み過程のなかで、画力を磨いていくのです。

漫画家としての画力には、当然基礎的なデッサン力や細部の描写力などの技術が求められますが、それ以上に、最初は模倣でも人まねに留まらない、自分自身の「味」となる揺らぎない核のようなものが必要となってくるのです。

あらゆる物事への興味関心と観察力

自分自身が興味を惹かれる分野はもちろん、周りの人の興味や流行、さらには人の興味をそそらないとされている事物まで、幅広く興味をもって「ワクワクできる……」そんな感覚も漫画家として持っておくことも大切です。

それと同時に、自分の周囲にある物事をつぶさに観察し、ネタとして面白い部分を見つけ出すテクニックも身に付けておきましょう。漫画家にとって自身を取り囲むすべてのものを、作品制作上の資料として活用できるということは、作品の幅を広げ、作品の骨組みをしっかり組み立てる上で非常に有効なことです。常に周囲のあらゆることへ興味、関心を絶やさず、ネタ探しをしながら観察力を磨くことを心がけてみましょう。

気力と体力、諦めない強い気持ち

漫画家として必要な技術は画力、幅広くネタを見つけることのできる観察力と好奇心、そして破綻のないストーリーを組み立てる構成力などさまざまあります。これらの技術に加え、プロの漫画家として活動を続ける上でどうしても欠かせない要素が存在しています。

それが気力や体力、そしてあきらめない強い気持ちと根性です。漫画家の仕事は決して楽なものではありません。徹夜作業は日常的に発生しますし、デビューまでには多くの作品をボツにされるということもあるでしょう。プロとしてデビューした後にも、作品に編集者からダメ出しをされ、描き直しを余儀なくされるということも多くあります。

そうした困難な状況にも耐えられる強い心と体を持ち、あきらめないで道を貫ける人だけが厳しいプロの世界で闘うことのできる人。漫画家を目指すなら、画力などのテクニックを磨くことはもちろん、自分自身の心と体を鍛えることも忘れずに行いましょう。

漫画を上達させる方法

プロを目指して漫画の腕を上げたいと思うものの、「具体的にどうしたらいいのかわからない」と悩む人も多いようです。その悩みを解消する漫画上達法をご紹介します。

トレースや模写で練習する

「トレース」は漫画にトレーシングペーパーを当ててなぞること、「模写」は目で見ながらマネして描くことです。

トレースの場合は、できれば1話分、トーンが使われていない部分のすべての線を描き取ってみましょう。趣味で描く漫画ではついつい手を抜いてしまいがちな背景や効果線もしっかりと描かれているので、想像以上に大変な作業かもしれません。しかし、プロのクオリティを自分の手で確かめ、技術を学ぶためには、もってこいの練習です。

目で見て描く模写も、漫画の技術を磨くためには効果的。ポイントは、好きな漫画家だけでなく、さまざまなタイプの漫画家の絵を模写してみることです。人物の描き方ひとつとっても、同じということはありません。ひとりひとりの漫画家が、なぜそのように描くのかを考えながら模写すると、画力がより向上するでしょう。

とにかく描ききる

仕事で漫画を請け負ったら、何があっても完成させなければいけません。プロになる前から、この習慣を身につけておきましょう。練習として描いている漫画は、途中で話が行き詰まると続きを描かずに投げ出してしまうという人もいるかと思いますが、そういったことは仕事では通用しません。中には「未完成の作品なら、山ほどある」という人もいるのでは? まずは、そのうちのどれかひとつを完成させてみてもいいでしょう。

作品を他人に評価してもらう

作品を客観的に評価してもらうことも大切な勉強です。出版社に持ち込んだり、SNSで公開したりして意見を求めましょう。出版社の編集者は漫画を見るプロですから、厳しい意見をもらうこともあるかもしれません。大切なのは、それをバネにして、どんどん描いてみることです。

漫画家に必要とされる能力、上達するための練習方法についてご紹介しました。まずは日々の生活の中で好奇心のアンテナを張り、どんどんネタを集めてみましょう。画力を上げるためには、上記のような方法が有効なので、ぜひ試してみてください。練習すればした分だけ、成果を得ることができるはずです。漫画の上達を目指し、さっそく取り組んでみてくださいね。

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