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低コストな方法も? 漫画を自費出版する方法とメリット

低コストな方法も? 漫画を自費出版する方法とメリット

頑張って描いた漫画を世に出す方法のひとつに、自費出版があります。せっかくだから形にしてみたいと思いつつ、費用や制作方法など詳しいことがわからないため、実行に移せないという人もいるのではないでしょうか。自分でお金を払ってでも出版する価値があるのかどうかも気になります。この記事では、漫画を自費出版する方法やメリットなどについて解説します。

自費出版の方法とそれぞれの特徴

自費出版には、2つの方法があります。それぞれの概要や特徴は、次の通りです。

本での出版

いわゆる漫画本や単行本のように、紙に印刷して製本する方法です。印刷所やインターネットの印刷サービス、あるいは出版社が請け負ってくれます。ただし、どこに依頼しても同じというわけではありません。担当者がつくかどうか、印刷方法や部数、紙の種類や仕上がりの体裁などによって、かなり料金が変動します。

自費出版を手掛ける印刷所や出版社は増えているので、依頼の方法や料金設定など、まずはWebサイトなどで確認してみましょう。少部数を制作して身の周りの友人に配りたいというのであれば、印刷だけ依頼して、自分で製本するという方法もあります。

本にするメリットとしてあげられるのは、誰の目にも見える形にできること。読んでもらいたい人に直接渡すことができます。また、出版社によっては、書店やインターネット通販の流通ルートに乗せてくれることもあります。
ただし、本が売れるとは限りません。基本的には在庫を自分で管理しなければなりませんので、部数にもよりますが、想定より売れなかった場合はたくさんの在庫を抱えてしまうこともあるでしょう。

電子出版

紙に印刷するのではなく、スマホやタブレット、専用の端末などで読めるようにデータ化して出版する方法です。編集作業を代行してくれるサービスもありますが、すべてを自分で仕上げることもできます。電子出版なら紙の本のように在庫を抱える心配もありませんし、費用が安上がりなこともメリットです。

反面、まだ発展途上の市場ということで、人の目に留まらない、出版実績として認められにくいというデメリットがあります。

漫画を自費出版するメリットは?

紙の本であれ電子書籍であれ、自費出版することにメリットがあるのなら、挑戦してみる価値はありそうです。自費出版のメリットについて見てみましょう。

自分の納得がいく内容で出版できる

出版社が発行している雑誌等に漫画を掲載する場合、必ず編集担当者がつきます。多くの人に読んでもらえるように、協力してくれる立場の人ではありますが、出版社の社員として「売れる漫画にする」という使命も担っています。自分と編集担当者の考えが一致すればいいのですが、合わない場合は苦労することも。自分の意見が通らず、編集担当者の言う通りに描き直さねばならないこともあります。

その点、自費出版であれば、誰の指図も受けずに、自分の思うように描くことができます。すべてにおいて自分が納得できる作品を形にできるのは、自費出版のメリットです。

実績が増える

本は必ず売れるとは限りませんが、読者を獲得できれば大きな実績になります。そうでなくても、出版という形をとったこと自体を実績として売り込むことも可能です。

販売することでより広く多くの人に知ってもらえる

自費出版すれば、どこで誰の目に留まるかわかりません。広く多くの人に自分の作品を知ってもらうきっかけとなります。電子出版であれば、海外の人に読んでもらうことも可能です。販売のための手間は必要ですが、自分を売り込む強力なツールとして活用できます。

漫画を自費出版するデメリット

漫画の自費出版には、次のようなデメリットもあることを覚えておきましょう。

費用が割高になる可能性がある

出版社や印刷所、代行サービスに依頼すると、さまざまなオプションを提案されることがあります。しかし、あれもこれもとプラスしてしまうと、予算を大幅に超えてしまうことも。

一般的に、印刷部数が増えると1冊当たりの単価は下がります。そのため、一度にたくさんの部数を刷ろうと考える人もいますが、1冊当たりの単価が安くても、部数を増やした分だけトータルの支払いが高額になってしまいます。事前に見積もりを取るなどして費用をしっかりと確認し、自分の予算と折り合いをつけることが大切です。

自ら販促活動を行う必要がある

たとえ市場に流通したとしても、自費出版の場合は誰も販促活動(販売促進活動)をしてくれません。売るためには、自分で販促活動をしなければならないのです。また、販促活動したからといって、思うように売れるとは限りません。販促活動に時間をとられることは、デメリットだといえるでしょう。

自分の描いた漫画を自費出版してみたいと思ったら、挑戦してみる価値はあるでしょう。ただし、メリットばかりではなく、デメリットもあります。お金をためて本をたくさん作っても、売れなければ赤字なうえに在庫を抱えることになります。出版する目的、メリットとデメリットについてよく考え、納得できる形で制作を進めることを忘れないようにしましょう。

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