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漫画家になるにはどうしたらいい? デビューへの具体的なステップ

漫画家になるにはどうしたらいい? デビューへの具体的なステップ

「漫画家になりたい!」と夢を抱いたら、どのような進路を選択すればいいのでしょうか? 漫画家になるために進む道は複数ありますが、今回は主に学校で学んでプロの漫画家になるルートをご紹介します。

漫画家になるためのルート

漫画家としてデビューするためにはいくつかのルートがあります。ここでは主なルートを挙げてみましょう。

出版社に持ち込みをする

描いた作品を出版社に持ち込み、編集者に見てもらうというルートです。よほど優れた作品でない限りすぐにデビューということはありませんが、センスが認められれば継続してアドバイスがもらえるだけでなく、いずれ作品掲載が実現する可能性も。場合によっては厳しい意見を言われることになるかもしれませんが、編集者の声に耳を傾けることは、間違いなく自分のレベルアップにつながります。

持ち込みする際のポイントは、自分の作風を受け入れてくれそうな出版社を選ぶことと、必ずアポを取ることです。出版社は常に新しい漫画家を発掘しようとしているので、電話して持ち込みをしたい旨を伝えれば、会う時間をとってくれます。

雑誌の新人賞に応募する

漫画雑誌では、定期的に新人賞の募集をしているので、応募してみることもひとつのルートです。たとえ新人賞をとることができなくても、何かしらの賞を獲得すれば簡単な講評をもらうことができますし、自分の実力を知る目安にもなります。

漫画家のアシスタントになる

漫画家のアシスタントとして腕を磨き、デビューするというルートもあります。技術が身につくことはもちろん、プロの仕事を垣間見ることもできますし、編集者とのつながりも持てるはずです。アシスタント仲間との切磋琢磨も励みになるでしょう。

アシスタントの募集は、漫画雑誌や出版社のサイト、SNSなどに掲載されることが多いようです。インターネットで「漫画アシスタント 募集」などのワードで検索をしてみてください。作画のスタイル(デジタル・アナログなど)、仕事内容、報酬等の条件を確認して応募してみましょう。

SNSに作品を投稿する

SNSに投稿した漫画が注目され、プロデビューできた漫画家が近年増えています。SNSでは、投稿した漫画を面白いと思ってくれた人たちが、リツイートなどで情報を拡散してくれる傾向があります。また現在の漫画家の基準として、フォロワー数を見る編集者も多いです。アクセス数が増えて人気が出れば、出版社のほうから「ぜひ」と声がかかることもあるようです。手軽なツールとして利用してみるのもいいでしょう。

審査会で様々な編集者に作品を見せる

漫画家の専門学校に入ると、各出版社の編集者が学校に訪れ、作品を見てもらえる審査会が定期的に行われます。その場で作品のアドバイスをもらえたり、担当編集者としてスカウトをしてもらえることも多くあります。1人で作品を見せる勇気が出ないという人も、漫画家になるための第一歩を踏み出すことができる方法です。

漫画家になるための学校って?

「描いた漫画を編集部に送ったらデビューが決まり、トントン拍子に売れっ子漫画家に……」という人はほんの一握り。夢物語と言えます。
多くの漫画家が学校に通ったり、また別の仕事を続けながら作品制作に励み、プロデビューを目指しているのが現実です。

近年、漫画家志望の高まりから、アート系、デザイン系の学校で「漫画養成科」を設置している学校も増え、漫画家になるまでの経歴も多様化しています。
基礎デッサンからストーリー構成の仕方、作成時に用いる特殊なシール状の画材、スクリーントーンの扱い方、デジタル作業や効率的な原稿の作成方法、編集部への持ち込み作法まで、漫画制作に欠かせないテクニックや知識を身に付けることができる学校へ進むことは、プロデビューへの一歩として有効なものでしょう。

アシスタントで先生の技術を盗みながらプロを目指す道もありますが、激務のアシスタントの仕事をこなしながら自分の作品を作ると、それだけ時間もかかってしまいます。その点、学校では学ぶことに集中でき、制作時間を十分に取れることもメリットです。
また、「漫画家になる」という同じ目標を持つ仲間と、ときに競い合い、励ましあって学べることは、とかく一人での作業が多い漫画家という職業に就くにあたって、きっとよい経験になるはずです。

ただし、漫画養成科を卒業したからといって、プロデビューが約束されるということではありません。プロフェッショナルへの道のりは、私たちが想像するより厳しいものなのです。

まずは学校で漫画家になるための実力をつけよう

漫画養成科を卒業することが、プロの漫画家としてのデビューを模索する上で有利に働くということはほとんどありません。漫画家の世界は実力の世界。すべては作品の出来次第になるため、履歴書上の学歴などが判断材料となることはないのです。
もちろん、実力がある人は卒業を待たずデビュー決定にこぎ着けるかもしれません。逆に卒業後から投稿や持ち込みを始め、プロへの本格的な一歩を踏み出すという人も多くいます。

また、漫画養成科を擁する学校では、現在活躍中の漫画家へのアシスタントを斡旋しているところも多くあります。売れっ子漫画家の現場で経験を積み、編集者との繋がりを作ることで、デビューへの足がかりとなることもあるかもしれません。
どの道を進むにしても、根気よく制作を続け、努力を怠らないこと。漫画家になる上で学校に通うことも選択肢のひとつとして考えてみてはどうでしょうか。

制作指導から持ち込み支援まで、学校でできること

漫画養成科は1年制、または2年制といったシステムのところが多いようです。1年目は作画やプロット作り、キャラ設定などの技術を学び、2年目は完全個別指導でプロデビューを目指すという学校もあります。

プロの漫画家になるためには、認められるレベルの作品を、編集部への持ち込みや、新人賞への応募など、何らかの形で編集者の元に届ける必要があります。

学校では経験豊富な指導者が、作品のレベルアップへのアドバイスを行うと同時に、編集部への持ち込み支援を行ってくれる場合もあります。プロデビューを目指すには、心強い味方となってくれるでしょう。

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