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漫画家に種類がある? それぞれの活躍の場所

漫画家に種類がある? それぞれの活躍の場所

「漫画家になりたい」というとき、どんな場で描きたいか具体的なイメージを持っていますか? 一般的に漫画家というと漫画雑誌に連載する人をイメージするかと思いますが、実は漫画家には種類があり、それぞれ活躍の場が異なります。将来、自分に合った道に進むためにも、漫画家の種類と仕事内容について把握しておきましょう。

商業漫画家

商業漫画家が作品を発表するメインの場は、市販されている雑誌です。漫画家を目指す人の多くが目標にする場でもあります。

雑誌の形態は、刊行のサイクルで分けると「週刊」「月刊」「隔月刊」「季刊」などがあります。読者対象別に「少年向け」「少女向け」「青年向け」「大人の女性向け」「ビジネスマン向け」と分けて考えることもできます。全ページ漫画だけが掲載されている漫画専門の雑誌もあれば、他の読み物記事と同居する形で作られている雑誌もあります。
発表スタイルは、連載か単発(読み切り)のどちらか。特に連載の場合は、ある程度の本数がまとまった時点で単行本化される可能性が高くなります。

商業漫画家になるには

商業漫画家としてデビューする一般的なルートは、大きく2つあります。ひとつは漫画雑誌が募集しているコンクールに応募して良い評価を得ること。もうひとつは、出版社に作品を持ち込んで編集者に見てもらう方法です。

どちらが有利ということはないのですが、出版社に持ち込んだ場合、目を通してくれた編集者の感想を聞くことができます。もちろん厳しいダメ出しをされることもありますが、漫画のプロである編集者の声に素直に耳を傾ければ、実力アップの期待が持てます。
また、出版社のカラーによって評価が分かれることもよくありますので、ひとつの出版社がダメだったからとすぐにあきらめるのではなく、いくつかの出版社を回って意見を聞く姿勢も大事でしょう。

コンクールへの応募も同じです。多数の応募がある中を勝ち抜くのは、簡単なことではありません。だからこそ、あきらめない気持ちを持ち続けることが大切です。

一般的なルートではありませんが、WEBサイトやSNSで独自に発信した漫画が編集者の目に留まり雑誌に掲載されるというケースもあります。また、すでに活躍している漫画家のアシスタントとして働くうちにデビューのチャンスが巡ってくることもあるようです。

商業漫画は、人気と実力がモノを言う場。デビューした後も幅広いジャンルに興味を持ち、豊かな発想力を磨き続けましょう。

広告漫画家

文字通り、広告に掲載される宣伝用の漫画を描くのが広告漫画家です。商品の使い方や説明、効果などを漫画で紹介します。文章で書くよりも漫画にしたほうがわかりやすく、アピールする力もあります。

仕事のパターンで見ると、商業漫画のように連載で請け負うということはあまりなく、ページ数は3~4ページ程度であることが多いようです。広告として人の目に留まるように、魅力的なキャラクターを描く技術や、宣伝効果のある展開を作り出すことが求められます。
また、4コマ漫画などライトなものが主流であるため、漫画家ではなくイラストレーターなどが広告漫画を描いていることもあるようです。

広告漫画家になるには

商業漫画家と同じように公募や売り込みがメインですが、売り込み先が商業漫画家とは異なります。漫画雑誌を出している出版社ではなく、イラストレーターを募集している広告会社や編集プロダクションに売り込んでいきましょう。漫画を売り込むというよりは、自分の絵柄を売り込むことがポイント。「イラストも描けるし、コマ割りが必要な漫画も描ける」という点を強みとしてアピールしてみるといいでしょう。

電子書籍、WEB漫画家

市販の雑誌や単行本など紙媒体ではなく、電子書籍も含めてWEB上に漫画を発表するのが、WEB漫画家です。出版社が手がけるWEBサイトも増え、活躍の場として広がりを見せつつあります。
WEB漫画や電子書籍の場合、デジタルで描いてデータで納品することが一般的ですので、WEB漫画家を目指すなら、普段からデジタルで描く練習をしておくといいでしょう。

WEB漫画家になるには

運営サイトが実施している作品募集に応募する、ツイッターなどのSNSで作品を発表するといった方法があります。
SNSの発信ですぐに収入を得られるとは限りませんが、固定のファンを増やせば売り込みもしやすくなりますし、編集者の目にも留まりやすくなります。

ご紹介したように、漫画家の種類には大きく3つあります。もしかしたらこれから先、漫画が発表できる新たな媒体が生まれることもあるかもしれません。
自分の持ち味を考慮しながら、自分がどんな種類の漫画家になりたいのか、考える時間を持ってみましょう。もちろん、これらの種類のいずれかに限定して活動するのではなく、どの分野でも活躍している漫画家もいます。分野を問わず、良い漫画を描くための基礎となる技術や知識を付けていくことがまずは大切になってきます。

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