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アニメーターに求められるスキルや能力とは?

アニメーターに求められるスキルや能力とは?

アニメが好きだから、絵を描くのが好きだから、将来はアニメの制作現場で活躍したい!と思っているけれど、アニメーターになるために、具体的にどのようなスキルが求められるのかが分からないという方も多いのではないでしょうか。今回は、アニメーターに求められるスキルや能力について、ご紹介します。

アニメーターに求められる能力

アニメーターになるためには学歴や特別な資格は必要ありません。ただし、アニメーターの仕事は基本的には実力主義ですので、プロとして仕事をしていくためには即戦力として活躍できるスキルを身につけることが大切です。では、具体的にどのような能力が求められるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

画力

作品の世界観に合った絵を描くことができる「画力」は、アニメーターにとってなくてはならない重要なスキルのひとつです。表現力をはじめ、絵を忠実に描き写すデッサン力、画力センスなどはもちろん、指示の通りの絵を描くだけでなく、決められた時間内に描き終えるスピードも求められるでしょう。

実際にアニメーターとして仕事をはじめると、1日に何十枚、多い時には100枚近くの絵を書くことになります。クオリティにムラが出るようなことがないように、同じ熱量で絵を描き続けることができる集中力も必須です。

空間認識能力

キャラクターを立体的に描き起こすことができる「空間認識能力」もアニメーターにとって必要なスキルのひとつです。位置、向き、姿勢、形状、間隔など描く対象が三次元空間に占めている状態を正しく認識することで、躍動感のある絵を描くことができます。

コミュニケーション能力

ひとつのアニメ作品を作るためには、大勢の人たちと関わりながらチームとなって作業を進めて行く必要があります。脚本家、演出家、原画マン、動画マン、色彩担当者、撮影・編集担当者など各フローを任されている人たちと意見を交わす場面も多くあります。
仕事をスムーズに進めていくためには、相手の要望を正しく理解し、こちらの要望をきちんと伝えられる高い「コミュニケーション能力」が必要なのです。

それぞれの分野において必要なスキル

アニメの制作はシステム的な分業によって成り立っています。アニメーターは個々の持ち場で最大限の力を発揮しなければならず、上記の能力に加え、それぞれの分野に特化したスキルが必要とされます。それぞれの分野で必要になるスキルについて、詳しくご紹介していきます。

原画マンに必要なスキル

原画マンは絵コンテを元にした打ち合わせの指示通りに絵を描き、さらにキャラクターの芝居の指示を入れます。絵コンテは大枠だけ描かれていることも多いので、より細部の描写が必要になります。従って、高い画力はもちろん、絵を動かすセンスが必要となります。
しっかりとしたセンスと個性を持った原画マンになれば、アニメファンに認知してもらうことや、ファンを獲得することも可能です。

動画マンに必要なスキル

動画マンは実際に放送される絵を描くので、基本の必須スキルは線の美しさになります。ガタガタした不安定な線ではなく、安定した美しい線を描く必要があります。
動画マンは原画マンへのステップアップと位置づけられることが多く、動画のカットを描けるようになったら、原画を任せてもらえるようになります。アニメーターの多くは、動画マンからキャリアをスタートさせています。

作画監督に必要なスキル

アニメ全体の絵を監修し、画力の底上げや絵に統一性を持たせるのが作画監督の役目です。作画監督は、絵のどこが悪いか、どこを直せばいいのかを瞬時に判断し、適切な修正をしなければなりませんので、非常に高い画力が必要になります。また、時間がない中で制作しますので、作業スピードや効率性も求められます。

演出・コンテマンに必要なスキル

絵コンテはカットの流れだけでなく、1カットごとの意図や見せ方を表しており、原画マンは絵コンテを元に絵を描いていきます。そのため、コンテマンは画面構成や動き、アニメの見せ方の意図を考えなければなりませんので、絵を描くスキルよりも、作品全体の監修能力が必要となります。
演出も同様に「絵を描く」技術以上に「(画面と言う意味で)画を見せる」テクニックが必要になります。

アニメーターに必要なスキルを身に付けるにはどうする?

アニメーターに必要な画力や空間認識能力などは、独学で学ぶこともできます。しかし、実際にアニメ制作の現場で即戦力として活躍していくためには、アニメの専門学校や美術系大学などの教育機関で専門的な知識やスキルを身につけるのがおすすめです。特に、アニメの専門学校ではアニメ制作で働くことを意識したより実践的なカリキュラムが組まれているため、アニメーターに必要なスキルを効率的に学ぶことができます。

担当する作業によって、求められるスキルが異なるため、これからアニメーターを目指す方は、具体的にどういった作業を担当したいのかを考える必要があります。
ただし、画力が高いに越したことはありません。画力を磨くことを忘れないようにしましょう。

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