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アニメーターを目指すのに必須になるポートフォリオの作り方

アニメーターを目指すのに必須になるポートフォリオの作り方

アニメーターを目指して就職活動をする際、ポートフォリオを用意して提出する必要があります。ポートフォリオの内容は、採否に大きな影響を及ぼすとされています。自信を持って提出できるものを作りたいけれど、どんなふうに作ればいいの?と悩んでしまうこともあるでしょう。そこで今回は、アニメーターになるためのポートフォリオの作り方についてご紹介します。

ポートフォリオとは?

「ポートフォリオ」という言葉にはいくつかの意味がありますが、アニメーターなど美術系の就職活動では「自己作品集」を意味します。アニメーターの就職活動においては、アニメーターになるために自分が積み重ねてきた成果をまとめた作品集であり、採用担当者に自分の力を示すものと考えれば間違いありません。求人に応募する際、ポートフォリオの提出を求められることが一般的ですので、事前に準備しておきましょう。

ちなみにどれだけ自信作であっても、2~3点程度の作品をまとめたものではポートフォリオと呼ぶことはできませんし、選考を通過することはおそらく難しいでしょう。詳しくは後述しますが、ポートフォリオにはある程度の作品点数を用意しなければなりません。就職活動の1年くらい前からポートフォリオ用の作品を描くようにしておくと安心です。

ポートフォリオを作る目的

ポートフォリオは、就職を目指すアニメ制作会社に自分の力をアピールする手段であると同時に、採用する側が応募者の技量を知る手段でもあります。たくさんの応募者の中からアニメ制作会社が求める画力のレベルに達している人を選定する第一審査だと思うとよいでしょう。

ポートフォリオの作り方

ポートフォリオの作り方に「こうしなければならない」という決まりは特にありません。ですが、一般的には次のようなスタイルで作ることが推奨されています。基本パターンとして覚えておきましょう。

作品量の目安

いくらポートフォリオが作品集であるといっても、なんでもかんでも詰め込んでしまっては見る方も大変。採用担当者に迷惑となってしまいます。紙も何枚も重なればそれなりの重さになりますから、あまりにも多すぎると持ち運びに苦労します。そうかと言って少なすぎると、判断材料不足で不採用に終わってしまうことにもなりかねません。

採用担当者が3~5分程度の時間で見終えることのできる50~60枚程度を作品量の目安に準備しましょう。

作品の提出方法

クロッキー帳やスケッチブックをそのまま持参するのではなく、クリアポケットのついたファイルを用意してポートフォリオとして提出しましょう。クリアポケットのついたファイルは高価なものを用意する必要はありません。100円ショップで取り扱っているもので十分です。

ポケットの両面に描いた作品を入れていきます。25枚のクリアポケットがあるファイルなら50枚、30枚のクリアポケットがあるファイルなら60枚、自分の自信作を収めることができるという計算です。このとき、いちばん自信のある作品から順番に入れていくことがポイントです。

クリアポケットのファイルが便利なのは、作品の差し替えが簡単なことです。もしもファイルを作った後に「新たに自信作ができた」という場合は、その時点で作品を入れ替えましょう。常に「自分にとってのベスト」のポートフォリオであるようにします。

作品の内容

ポートフォリオに入れる作品は、デッサン、模写、パース、クロッキー、そしてオリジナル作品を必ず選ぶようにしましょう。

デッサンの作品では、物の形や明暗、質感などがしっかり伝わるものを選んでください。採用担当者が画力を判断するポイントになります。
模写は、既存のアニメキャラクターなど。タイプの異なるパターンで何点か用意しておくとよいでしょう。
パースは遠近感を表現した絵。背景だけを描いたもの、キャラクターを入れたものなど、いくつかのパターンで用意してください。
クロッキーで評価されるのは、短時間で対象をとらえる力です。ポーズ、動きなどを描き分けたものを提出しましょう。
オリジナル作品は自分らしさを表現したものを数パターン用意し、採用担当者にアピールします。

なお、ポートフォリオにカラー作品や加工した作品はあまり向いていません。アニメーターに必要とされるのは「線を描く力」です。色を塗ったり、加工した作品はもとの線が把握できないため、評価対象外となる場合もあります。

作品を描くとき、あるいは選ぶときのポイント

人物を描くときは、バストアップはもちろん、全身も描くことを忘れないようにします。また、男性、女性、赤ちゃん、子ども、大人、老人など、幅広い人物像を描き分けることも大切です。笑顔、怒り顔、泣き顔、寝顔など、表情にもバリエーションをつけてアピールしましょう。ポーズや動き、人物の向きも意識して作品を揃えます。
動物もイヌやネコ、ウサギ、小鳥など身近な動物をいくつかピックアップしてみましょう。

アニメーターに応募する際に必要となるポートフォリオの作り方についてご紹介しました。ポートフォリオは一般企業でいえば書類選考のようなもので、ポートフォリオが認められれば、次のステップへと進むことができます。そのくらい重要な意味を持つものですので、時間をかけて入念に準備をし、「マイベストポートフォリオ」でアニメーターの座を手に入れてくださいね。

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